
耳つぼジュエリー、自分で作ってみたくありませんか?
耳つぼジュエリーは、美容や健康をサポートするセルフケアとして人気が高まっており、見た目の可愛さと効果の両方を求める人に注目されています。
自宅で手軽に始めたい、自分で施術したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、耳つぼジュエリーの効果や、必要な材料、接着剤の種類、自分で作る手順を丁寧に解説します。初めての方でも安心して始められるよう、実用的な情報をまとめています。
- 耳つぼジュエリーの基本的な効果と仕組み
- 必要な材料や道具の種類と選び方
- 実際の作り方や貼り方の具体的な手順
- セルフ施術時の注意点や安全対策
耳つぼジュエリーの作り方と準備
- 耳つぼジュエリーの効果とは
- 必要な材料と道具を揃えよう
- おすすめの接着剤選びのポイント
- 耳つぼジュエリー作り方の手順を詳しく解説
- 貼る位置と貼り方のコツ
耳つぼジュエリーの効果とは


耳つぼジュエリーは、美容と健康の両方にアプローチできる画期的なセルフケアアイテムです。
耳には約100以上のツボが集中しており、それぞれが体の様々な部位や機能と深く関連しています。
主な効果として、ダイエット効果が最も注目されています。例えば「飢点」というツボを刺激することで、食欲を自然に抑制し、過食を防ぐことが期待できます。
また、代謝を促進する「肺」のツボや、ホルモンバランスを整える「内分泌」のツボも、健康的な体重管理をサポートします。
美容面では、リフトアップ効果や肌質改善が期待できます。血行が促進されることで、顔色が良くなり、むくみの解消にもつながります。
さらに、「神門」というツボを刺激すると、自律神経が整い、ストレス軽減やリラックス効果も得られるでしょう。
ただし、効果には個人差があることを理解しておく必要があります。
また、耳つぼジュエリーは医療行為ではなく、あくまでセルフケアの一環として活用することが大切です。継続的な使用と適切な生活習慣の組み合わせが、より良い結果をもたらします。
必要な材料と道具を揃えよう
材料リスト
耳つぼシート(透明タイプ推奨)
装飾用パーツ(スワロフスキー、ラインストーン、パール、天然石)
接着剤(医療グレード推奨)
道具リスト
精密作業用ピンセット
アルコールシートまたは消毒液
ツボ押し棒
耳つぼマップ
オレンジスティック(接着剤塗布用)
耳つぼジュエリーを手作りするために、まず適切な材料と道具を準備することが重要です。
基本的な材料として、耳つぼシートが必要になります。このシートには、ツボを刺激するための小さな金属粒が付いており、透明タイプを選ぶと目立ちにくく日常使いに適しています。
装飾用のパーツとして、スワロフスキーやラインストーン、パール、天然石などを用意しましょう。初心者の方は、サイズが小さすぎないSS12(直径3mm程度)から始めることをおすすめします。
色やデザインは、ファッションに合わせて自由に選択できます。
道具については、精密作業用のピンセットが必須です。細かいパーツを正確に配置するために欠かせません。また、アルコールシートや消毒液で耳を清潔にする準備も重要です。
ツボの位置を確認するためのツボ押し棒や、耳つぼマップも用意しておくと安心でしょう。
これらの材料は、美容商材専門店やオンラインショップで購入できます。
品質にこだわるなら、医療グレードの認証を取得した製品を選ぶことで、安全性を高められます。
初回は少量から始めて、慣れてきたら本格的な材料を揃えていくと良いでしょう。
おすすめの接着剤選びのポイント
接着剤名 | 特徴 | 適合素材 | 価格目安 |
---|---|---|---|
セメダイン スーパーXゴールド | 無溶剤、透明、耐熱耐水 | アクリル、ガラス | 600円~ |
アロンアルフアEXTRAゼリー状 | ゼリー状、垂れにくい | ガラス、金属 | 400円~ |
アロンアルフア光 | LED硬化、盛り上げ可能 | アクリル、ガラス | 1,300円~ |
Beaut T8000 | 柔軟性、細ノズル、幅広い素材対応 | 幅広い素材 | 900円~ |
耳つぼジュエリー制作において、接着剤選びは仕上がりの美しさと耐久性を左右する重要な要素です。
肌に直接触れる可能性があるため、安全性を最優先に考える必要があります。
最もおすすめなのは、セメダインのスーパーXゴールドです。無溶剤仕様で嫌なニオイが少なく、硬化後も透明で接着部が目立ちません。
耐熱・耐水性に優れており、-40℃~120℃の温度範囲に対応できるため、日常使いに安心です。また、弾性接着層がショックを吸収するため、剥がれにくい特徴があります。
アロンアルフアEXTRAゼリー状も優秀な選択肢です。ゼリー状で垂れにくく、垂直面での作業がしやすいメリットがあります。ガラス製のラインストーンとの相性が特に良好です。
接着剤を選ぶ際は、使用するパーツの素材との相性を確認しましょう。
アクリル製ストーンにはスーパーXゴールド、ガラス製パーツにはアロンアルフアが適しています。
注意点として、接着剤が台紙からはみ出さないよう、オレンジスティックなどで少量ずつ塗布することが大切です。
肌トラブルを避けるため、パッチテストを事前に行うことも推奨されます。
耳つぼジュエリー作り方の手順を解説
制作手順
1.準備作業:作業台の清拭、手指の洗浄、道具の消毒
2.シート準備:耳つぼシートを台紙から慎重に剥がす
3.接着剤塗布:ジュエリーパーツの中央に適量塗布
4.配置作業:シートの中央にパーツを正確に配置
5.圧着作業:軽く押し付けて密着させる
6.硬化待機:15分程度放置して完全硬化を待つ
7.品質確認:仕上がりをチェックして完成
耳つぼジュエリーの制作は、正しい手順で行うことで美しく機能的な仕上がりになります。
まず、作業環境を清潔に整え、必要な材料と道具を手の届く場所に配置しましょう。
最初のステップは、耳つぼシートの準備です。
台紙から慎重に剥がし、金属粒の部分に触れないよう注意しながらピンセットで取り扱います。
次に、選んだジュエリーパーツに適量の接着剤を塗布します。
この際、パーツの中央部分に少量ずつ付けることがポイントです。
接着作業では、パーツをシートの中央に正確に配置し、軽く押し付けて密着させます。気泡が入らないよう、平らな道具で周囲を軽く押さえましょう。
接着剤が完全に硬化するまで、通常15分程度待機する必要があります。
制作中は換気を良くし、接着剤の取り扱いに注意を払いましょう。
また、一度に大量制作するより、少しずつ作って慣れていくことをおすすめします。
完成したジュエリーは、台紙に貼った状態で保管し、使用直前まで清潔な環境で管理することが大切です。
制作時間は慣れれば1個あたり2~3分程度で完成できるようになります。
貼る位置と貼り方のコツ
効果の種類 | 対応するツボ | 期待できる効果 |
---|---|---|
ダイエット | 飢点、内分泌、肺 | 食欲抑制、代謝促進、脂肪燃焼 |
美容効果 | 肌、フェイスライン | リフトアップ、肌質改善、むくみ解消 |
ストレス軽減 | 神門、交感神経 | 自律神経調整、リラックス効果 |
体調改善 | 肩、首、眼 | 肩こり改善、眼精疲労軽減 |
耳つぼジュエリーの効果を最大限に発揮するためには、正確なツボの位置に貼ることが最も重要です。
耳には約100以上のツボがあり、目的に応じて適切な場所を選択する必要があります。
ツボの位置は個人差があるため、ツボ押し棒で軽く押して「痛気持ちいい」と感じる部分を見つけましょう。
ダイエット目的なら「飢点」は耳の穴の前・顔と耳の境目部分に位置します。肩こり改善には「肩井」、リラックス効果を求めるなら「神門」が効果的です。
貼り方のコツとして、まず耳全体をアルコールシートで清潔にし、完全に乾かすことが基本です。皮脂や汚れが残っていると、シールが剥がれやすくなってしまいます。
ピンセットを使ってジュエリーを慎重に配置し、中央の金属粒がツボの中心に当たるよう調整します。
貼り付けた後は、指で軽く押し込んで密着させ、空気を抜くように周囲をなじませましょう。
一度に両耳に貼らず、片耳ずつ5日間使用して左右交互に貼り替えることが推奨されています。
また、就寝時や入浴時も装着したままで問題ありませんが、強くこすらないよう注意が必要です。
耳つぼジュエリー作り方の注意点
- セルフ施術のメリット・デメリット
- 自分でやるときの注意点
- 痛みはあるの?安全性について
- 耳つぼジュエリー価格と費用の目安
- 耳つぼジュエリーオンライン講座の選び方
セルフ施術のメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
コスト | 材料費のみ(50〜150円/個) | 初期投資が必要 |
時間 | 自分の都合で施術可能 | 技術習得に時間が必要 |
デザイン | 自由にカスタマイズ可能 | 専門知識が必要 |
安全性 | 自分で管理できる | 個人責任でリスク管理 |
効果 | 継続しやすい | ツボの位置把握が困難 |
耳つぼジュエリーのセルフ施術には、多くの魅力的なメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。
最大のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。サロンでの施術料金は1回あたり3,000円~8,000円程度かかりますが、セルフなら材料費のみで済みます。
また、自分の都合の良い時間に施術でき、サロンの予約を取る必要もありません。
さらに、好みのデザインを自由に選択でき、ファッションに合わせたコーディネートが可能です。
一方で、デメリットも理解しておく必要があります。最も大きな課題は、ツボの位置を正確に把握することの難しさです。耳には約100以上のツボが密集しており、わずか数ミリのズレでも期待する効果が得られない可能性があります。
例えば、ダイエット効果を求めて「飢点」に貼ったつもりでも、位置が間違っていれば食欲抑制効果は期待できません。
また、衛生管理や安全性の確保も個人の責任となります。
不適切な材料を使用したり、長期間同じ場所に貼り続けたりすると、肌トラブルのリスクが高まります。
専門知識がないため、体調に応じた適切な判断ができない場合もあります。
このような理由から、初心者の方は最初にプロの指導を受けることをおすすめします。


自分でやるときの注意点


セルフで耳つぼジュエリーを施術する際は、安全性を最優先に考えた注意点を守ることが重要です。
まず、清潔な環境での作業を心がけましょう。
手指を石鹸でよく洗い、作業台もアルコールで消毒してから始めます。使用する道具類も事前に清潔にしておく必要があります。
耳の清拭には必ずアルコールシートを使用し、皮脂や汚れを完全に除去してください。
金属アレルギーの有無を事前に確認することも大切です。
チタンは比較的アレルギーを起こしにくい素材ですが、心配な方は目立たない部分でパッチテストを行いましょう。
24時間経過しても異常がなければ、使用を開始できます。
使用期間にも注意が必要です。同じ場所に5日以上連続で貼り続けることは避け、必ず左右交互に貼り替えるようにしてください。
長期間の連続使用は、皮膚への負担が大きくなり、かぶれや炎症の原因となります。
もし使用中にかゆみ、赤み、痛みなどの異常を感じた場合は、直ちに使用を中止しましょう。
症状が改善しない場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。
また、妊娠中の方や持病のある方は、使用前に医師に相談することが賢明です。
痛みはあるの?安全性について
痛みの程度 | 症状 | 対処法 |
---|---|---|
正常な反応 | 軽い圧迫感、ジーンとした感覚 | そのまま様子を見る |
注意が必要 | 持続する鈍痛 | 位置を微調整する |
危険信号 | 激しい痛み、腫れ、赤み | 即座に使用中止 |
耳つぼジュエリーの使用において、多くの方が気になるのが痛みの有無と安全性です。
基本的に、正しく使用すれば強い痛みを感じることはありません。
施術直後は、ツボに適度な圧力がかかるため、軽い圧迫感や「ジーン」とした感覚を覚えることがあります。
これは正常な反応であり、ツボが適切に刺激されている証拠でもあります。ただし、我慢できないほどの痛みがある場合は、位置がずれているか、圧力が強すぎる可能性があるため、一度剥がして貼り直すことをおすすめします。
安全性の面では、医療グレードの材料を使用することが重要です。
例えば、CEマーク(欧州連合の医療機器基準適合認証)やISO13485認証を取得した工場で製造された製品を選ぶことで、リスクを最小限に抑えられます。
注意すべき副作用として、まれに頭痛やめまいを感じる方もいます。
これは好転反応の可能性もありますが、症状が続く場合は使用を中止してください。耳つぼジュエリーは医療行為ではないため、過度な期待は禁物です。


耳つぼジュエリー価格と費用の目安
項目 | 価格範囲 | 数量 | 1個あたりコスト |
---|---|---|---|
耳つぼシート | 300円~700円 | 20粒 | 15円~35円 |
装飾パーツ(アクリル) | 500円~1,000円 | 100個 | 5円~10円 |
装飾パーツ(スワロフスキー) | 2,000円~3,000円 | 100個 | 20円~30円 |
接着剤 | 500円~1,500円 | 数百個分 | 3円~5円 |
スターターキット | 5,000円~8,000円 | 50~100個分 | 50円~150円 |
耳つぼジュエリーを自作する場合の費用は、材料の品質や購入数量によって大きく変動します。
初心者向けのスターターセットから、本格的な制作まで、予算に応じた選択肢があります。
基本的な材料費として、耳つぼシートは1シート(20粒)あたり300円~700円程度が相場です。透明タイプの医療グレード品質なら、10シート(200粒)で4,400円程度となります。
装飾用のパーツは、アクリル製ストーンなら100個入りで500円~1,000円、スワロフスキーなら同数量で2,000円~3,000円程度です。
接着剤は1本500円~1,500円で購入でき、1本で数百個のジュエリーが制作できます。ピンセットやツボ押し棒などの道具類は、一度揃えれば長期間使用できるため、初期投資として2,000円~3,000円程度を見込んでおきましょう。
初心者向けのスターターキットなら、5,000円~8,000円で必要なものが一式揃います。
このセットで約50~100個のジュエリーが制作できるため、1個あたりのコストは50円~150円程度となり、サロンでの施術料金と比較すると大幅にコストを削減できます。
本格的に制作を続ける場合、月間費用は材料補充で2,000円~4,000円程度を目安にしてください。
品質にこだわるほど費用は上がりますが、安全性や効果を考慮すると適切な投資といえるでしょう。
耳つぼジュエリーオンライン講座の選び方


耳つぼ講座・協会例
協会名(講座名) | 特徴や注目ポイント |
---|---|
EJA耳つぼジュエリー協会 | 耳つぼ業界再大手。初心者にも人気 |
一般社団法人 中医学耳つぼ美容協会 | 中医学ベースの理論に基づく耳つぼ美容講座を展開 |
JETA日本耳つぼセラピスト協会 | セラピスト向けの資格講座を多数開講 |
イヤービューティセラピスト(EBTA)協会 | 美容×健康を重視した講座内容で女性支持が高い |
日本耳つぼアーティスト協会 | デザイン性の高い耳つぼジュエリー技術が学べる |
一般社団法人 耳つぼ美癒学協会 | 美容・癒し・エネルギーの融合をテーマにした講座 |
ブライダル耳つぼジュエリー協会 | ブライダル向けの耳つぼケアに特化 |
耳つぼジュエリーの技術を体系的に学びたい方には、オンライン講座の受講がおすすめです。
ただし、数多くの講座が存在するため、自分の目的に合った選択が重要になります。
まず、講座の内容と目的を明確にしましょう。
セルフケア目的なら基礎講座で十分ですが、将来的にサロン開業を考えているなら認定講師資格が取得できる講座を選ぶべきです。
例えば、EJA耳つぼジュエリー協会の初級講座は90~120分の短時間で基本技術を習得でき、費用も比較的抑えられています。
講座選びのポイントとして、実技指導の充実度を確認してください。
座学だけでなく、実際のツボの位置確認や貼り方の指導があるかが重要です。
オンラインでも、画面越しでツボの位置を確認できる講座を選びましょう。
また、アフターフォローの有無も重要な判断基準です。
受講後に疑問が生じた際、いつでも質問できる体制が整っているかを確認してください。多くの優良講座では、メールやLINEでのサポートを提供しています。
費用面では、20,000円~50,000円程度が一般的な相場です。
安すぎる講座は内容が薄い可能性があり、高すぎる講座は初心者には不要な内容が含まれている場合があります。
口コミや評判も参考にしながら、バランスの取れた講座を選択することが成功への近道となります。
耳つぼジュエリー作り方のポイントまとめ
- 耳には100以上のツボがあり、それぞれ体の不調と関係している
- 飢点など特定のツボを刺激することで食欲を抑える効果がある
- 肩こりやストレス軽減など目的に応じて貼る位置を選ぶことが重要
- 耳つぼシートには金属粒がついており、ツボを刺激する役割を持つ
- スワロフスキーやパールなど好みに応じた装飾パーツを選べる
- ピンセットやツボ押し棒など精密作業用の道具が必要
- 接着剤はパーツの素材に合ったものを選ぶと仕上がりが良い
- 作業前に手指と耳をアルコールで清潔にしておく
- 金属粒の中央がツボに正確に当たるように貼ることが大切
- 一度に大量に作らず、少量ずつ練習すると失敗が少ない
- 耳つぼジュエリーは片耳ずつ交互に5日周期で貼り替える
- 金属アレルギー対策としてパッチテストを行うのが安全
- 使用中に異常を感じたらすぐに取り外し、皮膚科医に相談する
- 医療グレードや認証取得済みの製品を選ぶと安全性が高い
- オンライン講座で技術と知識を学ぶことで効果的に活用できる